就活として相続問題の遺言書を作成しておく

父親が急に体調を崩し死去してしまったのですが、その時に最も大変だったのが、相続の問題でした。土地などの不動産を有しており、どのように家族が納得のいくように遺産の相続をするのか、という点で何度も話し合いを持つ必要が生じました。また残された家族は、その分割に納得はできても、はたしてそれで良かったのだろうか、亡くなってしまった父は、どのようなことを望んでいたのだろうか、そんな気持ちになることがありました。こうした経験を通して、高齢期に差し掛かってきたのであれば、就活をすること、特に自分が持つ資産を将来どのように分配するのかに関して、遺言書を作成するのは、自分と家族にとって、最も納得でき、問題を回避する手段であると思います。その遺言書を効力のあるものとして作成することで、家族は遺産相続の協議を、その遺言書に基づいて決めていくことができるので、問題が起きず、皆が納得してサインすることになります。そして当人も、自分の願いどおりに分割されることを予期できるので、不安がなくなります。