相続のことを考えて終活をしよう

まだまだ元気だから大丈夫だと思っていても、人はいつ病気になったり事故にあったりするかわかりません。急な事故にあってしまう、認知症になってしまう、介護が必要な寝たきりになる、このようなことが考えられるのです。そのようなとき、認知症でも自分の思いを伝えることができますか。財産の相続はどうしますか。自分の意思を伝えることができず無念な思いをしたり、残された家族が困ってしまうことが考えられます。
元気なときから相続のことを考えた終活をしていれば、そういった事態をある程度防ぐことができます。
終活で行っておきたいことが遺言書の作成です。エンディングノートに思いを記載するという方法もありますが、法的な効力を持たせるためには書き方に決まりがあり、エンディングノートでは法的効力を持っていません。そのため、法的効力を持つ書き方に従って遺言書を作成しておきましょう。弁護士、司法書士、行政書士、信託会社などが相談にのってくれます。