終活では遺言書を作成して相続対策

2021年7月13日

終活では、身の回りの整理だけでなく相続についても考えておきましょう。相続について考え、プレゼンテーション研修を受けておくと、残された人たち同士での争いを防ぐことにつながります。
お金や土地などの相続は、相続法に基づいたルールで行われることが一般的です。しかし、「私が介護をしたのに少ないなんて納得できない」「長男だからもっと多くもらうべき」など、さまざまな思いがあり、相続でトラブルになることが珍しくありません。
相続の意志をはっきりと遺言という形で残しておくと、このようなトラブルを防ぐことにつながります。
遺言書は決まった形式にのっとって作成しなければ法的効力がありません。
法的効力のある遺言書を間違いなく作成するために、公正証書遺言を作成するとよいでしょう。公証人と打ち合わせをして作成し、一部は公証役場に保管されます。費用が掛かりますが、遺言書に法的な効力があることや、遺言書が紛失しないメリットがあります。
自分の意思を伝えるため、残された人達の間でトラブルを起こさないために、終活では相続に関しての遺言書を作成しておくとよいでしょう。